~世界法則~

〝民衆にとっての魔法〟

人々にとって、もっとも身近な怪異の一つが『魔法』である。

 DOLL世界では魔法とは決して軽んじられる法螺話ではなく、真実、真理の一つとして受け入れられている。ただし、その理を知るのはほんのごく僅かしかいない知識階層のものと、魔法を実際に行使するもの達だけである。大多数の人間は、魔法を『恐ろしいもの』『なんでもできる凄いもの』という認識でとらえており、それらを正しく理解できず、『バケモノ』とそれほど大きな差を見いだせないでいる。そのため、魔法使いと呼ばれる人種は基本的に恐れられる存在である。

 魔術学連という存在は基本的に『雲の上の存在』であり、殆どの人間にとっては夢物語の世界である。そういうものがあることは知っているが、自分たちには関係のない世界である、というのが一般の認識である。魔法学連側もそれを良しとし、魔法の独占による利益を得ている。そのため、魔法武器は希少であり、魔法の薬や巻物も割高になっている。

 

〝神々〟

Doll世界において、神は殆ど表舞台に現れない。神格は人知及ばぬ場所に姿を消し、亜神格も聖北教区の人々にとっては、無関心か強大な魔物としかみなされていない。神々の闘争というモチーフは神話の中で語られるだけである。

 

〝地底〟

この世界の地下は巨大な空洞が開いており、中には多くの妖魔や魔物が棲んでいる。また、地震の原因はプレート運動ではなく、竜や精霊、巨人などの所業である。

 

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