~神と亜神~

〝神〟

イモータル(不死)でアストラル・プレーンの力を無尽蔵に引き出すことのできる存在。彼らは特定の世界に依存せずに存在することができる。そのため、独自のプレーンを作成し、そこに留まっていることが多い。彼らの力は我々を遥かに超越しており、レベルで表現することはできない。

 本来、別プレーンの出来事への干渉は不可能である。だが、彼らは『契約』の力を利用してそれを可能にする。神格の多くは信者と信仰と言う名の契約を結び、アストラルフォースを行使したり、助言を与える。視点を変えれば、信者の数や帰依度でそのプレーンに干渉する力が変化することになる。ただし、崇拝対象であるかどうかは、ここでいう神の要件ではない。また、相手のプレーンに進入してしまえば、自分のプレーンのアストラルフォースを自由に使う事ができる。

 

〝巨神族ウルガス〟

全自然を司る種族。この世界の法則(物質が4大元素で出来ているなど)は彼らによって作り出された。世界の基盤を作ったあと、何処かへ去っていった。

 

〝バハムート〟

 原初の“神”の一柱。白銀の竜の姿をとる。獅子王戦争以前にドラゴニュート他様々な生命を創り出した。獅子王戦争後はアストラルプレーンに退き、下界との接触を断っている。法と秩序を重んじる。現在ではリザードフォークの多くの部族が信仰している。自身のプレーンにあるアストラルフォースを無尽蔵に利用できる。秩序にして中立。

 

〝ティアマット〟

原初の“神”の一柱。五ツ首の竜の姿をとる。獅子王戦争以前にサーペンタイン=サンを産みだし、『大地』の覇権を奪うことを考えた。欲望と混沌を重んじ、欲望に身を捧げること(悪)を唱える。彼女自体は純粋な混沌であるが、悪ではない。『混沌の女神』『暗黒の破壊神』『暗黒の地母神』などと呼ばれる。ダークエルフや信仰に目覚めたオルク・ハイが崇めるのは彼女である。自身のプレーンにあるアストラルフォースを無尽蔵に利用できる。混沌にして中立。

 

〝アラ・ユバ〟

原初の“神”の一柱。黄金色に輝く、翼有る獅子の姿をとる。バハムートとティアマットの盟友でもあった。全ての獣の王にして、節制(Liberty)の神でもある。自由と自律と責任を重視する。星の源(物質界に隠されたアストラルフォースの源)を利用することができるが、世界のバランスに配慮して、あまり力を行使しない。真なる中立。

 

〝亜神〟

アストラル・プレーンの力をある程度自由に引き出すことのできる存在。基本的にプレーンを超えた『契約』は不可能である。同プレーンにいるモータルの崇拝対象になるケースが多い。亜神は基本的にイモータルだが、定命の存在でも成り上がる可能性はある。逆に、リッチやヴァンピールなどもイモータルであっても、アストラル・プレーンの力は使わないので、亜神には入らない。レベルは15以上と桁違いだが、人間でも力さえあれば倒せないことは無い。

 

〝古竜〟

バハムート、もしくはティアマットに創られた存在。自分の主人の世界にあるアストラルフォースを自由に利用できる。ツガティグエなどがこれに属する。属性は個体により様々。

 

〝ティターン〟

ウルガスに直接創られた巨人。空中庭園を経由して、アストラルフォースの源を自由に利用できる。

 

〝妖精王〟

アラ・ユバから「隠されたアストラルフォースの源」を使う力を授かった祖霊。フェイ化(正確には霊鬼化)して世界各地に散らばっており、土着神として崇められている場合が多い。物質界と妖精界を自在に行き来することが可能。海の王や精神の王などが存在するらしい。

 

〝全能神〟

全知全能で世界そのものを超越した存在。主に人間の間で信仰されている。彼らは本当に全知全能なのか、それ以前に存在するのかもよく分かっていない。ただ一つ分かることは、全知全能である以上、仮に存在するにしても、(全能神としては)1柱しかありえないということである。

 全能神は基本的に、信者への奇蹟の提供以上の干渉はしないように見える(しかも、通常の神格と同じく、神聖魔法の形をとる)。全能神は被造物の創造者ゆえに、被造物を通して、見えざる手の如く世界を動かすことを望むものだからだ。

 

〝主〟

正十字教会の崇める唯一神にして全知全能の創造主。一説では、正のポジティブエナジーの化身とも言われるが、その正体ははっきりとしない。イルヴァタール、マレルディルなどと呼ばれることもある。

 

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